エギング

春のアオリイカを釣ってみよう!春エギング初心者必見

だんだんと気温も上がり日中も暖かくなってくる季節の春。

そんな春になると産卵のためにやってくるのがアイツです!そう、みなさんご存じの親アオリイカであります。

初心者の方は大人気の秋エギングから始めると釣りやすいので良いと言われます。

しかし、初心者でも親アオリイカ釣りたいですよね!あのデカアオリイカの半端ないジェット噴射は一度味わってみることをおすすめします。

今回はそんな初心者の方向けに春イカが釣れるようご紹介していきます。

ベテランのエギンガーの方はご了承くださいね!

アオリイカの行動

アオリイカの寿命は1年とされています。秋に釣れるアオリイカは春に産卵した子達であります。

秋はそんな子イカ達が浅場でベイトを捕食し、ある程度のサイズになるにつれて徐々に深場へと移動いたします。(9月~11月)

そして、寒くなる冬は水温の安定する沖合にいってしまいます。そこで冬を越し、親となったアオリイカ達が今度は産卵のために浅場へとやってきます。(5月~7月)

産卵を終えたアオリイカ達は死んでしまいます。

これがアオリイカの1年の行動となります。(地域によって多少前後します)

1年であれだけの大きさになる!

春エギングと秋エギングの違い

ここでは大人気の秋エギングと春エギングの違いについてふれていきます。

エギのサイズ

秋エギングは子イカになりますので、好奇心旺盛なアオリイカたちが活発にベイトを捕食します。使うエギのサイズも小さめが良く、エギ2.5号からがベストとなります。

一方、春エギングは大きめのエギを使うことになります。

産卵前の親アオリイカ達は効率よく捕食をして体力を蓄える必要があります。大きなベイトを捕食するので、使うエギは大きめのエギ3.5号からがベストになります。

アクションの違い

秋のアオリイカは好奇心旺盛なのでキビキビと派手なアクションで誘います。興奮したアオリイカは真っ黒になりながらエギを抱きにきます。

しかし春イカは逆で警戒心が強い傾向にありますので、アクションは小さめがいいとされています。

弱ったベイトを演出することが釣果につながります。賢くなっている親イカは余計な体力を使わずに効率重視でベイトを捕食します。

釣れる場所

秋イカのシーズンは陸からでも狙える浅場がメインとなります。

春イカも基本的には同じですが、春イカの場合は産卵場所の藻などに隣接した深場がメインとなります。

これは水温の関係で、浅場はまだ水温が安定していないからであります。産卵を意識したアオリイカは体力を補うために捕食しなければなりません。春の初めは少しでも水温が安定した深場で体力を補う必要があります。

数が釣れない

秋イカは釣りやすく数釣りのエギングになります。

しかし春イカは釣ること自体が難しいとされています。

これは単純に生き残ったアオリイカの個体数が少ないからであります。しかも、経験を積んで賢くなった生き残りでありますから、そう簡単には釣れません。

春イカを釣るのは難しいのであります。

生き抜いてきた個体(親)は釣りにくい!

親アオリイカを捕るために

先ほどにもご紹介しましたが春のアオリイカは、はっきり言って難しいです。

初心者の方は秋イカから経験を積むことをお勧めします。経験が無くても釣れますが、その場合は教えてくれる人と一緒にエギングをしましょう!

まずは春イカを1パイ釣りましょう!

難易度が高い親イカですが、これから紹介するポイントを押さえておけば必ずいつかは釣れますので、諦めないように頑張ってください!

実績のポイントに何回も足を運びましょう!

水温を測る

アオリイカは水温には敏感でありますので、春のエギングの開始の目安として水温を測りましょう!

アオリイカが産卵を意識する水温が15℃からとされています。春のエギングをする前に水温を測り、15℃以上なら迷わずレッツゴーであります。

釣れている場所を探す

この場所選定が一番重要で、その場所でしか狙わない人も結構いたりします。

まずは例年釣れているポイントを知り、釣れているかのスミ跡チェックも行いましょう!回遊待ちで狙えるポイントかどうかも知っておく必要があります。

開拓する場合は、潮通しのよい藻場近くの深場を探していきましょう。

ボトム付近を狙い、エギのロストを恐れない

春イカは警戒心が強く表層までベイトを追う事はしません。基本的にはボトム付近が勝負となります。

そうなると遭遇するのが根掛りであります。

エギをロストするとショックですので着底まで沈めるのが恐怖になります。そうするとイカが追ってこない中層から表層を狙ってしまいがちです。

ボトム付近をしっかりとアピールできるよう、ロストを恐れずに着底まで沈めましょう!何カウントで着底か調べるといいですよ♪

春イカはボトムステイも効果的な誘い方になります!

タイドグラフで潮の動きをチェック

どんな魚にも共通して言えることですが、潮が動いてない時は釣りにくくなります

アオリイカもそうですが、潮が動いたタイミングで釣れ出すことがあります。難易度が高い釣りであるために潮の動きもチェックすることを勧めます。

詳しくはコチラの記事へ→【満潮・干潮を攻略せよ!】

諦めず何回も通いつめる

なかなか釣れないと諦めてしまうのが人間です。

春のアオリイカなんてなかなか釣れなもんなんです!一回で釣れるラッキーなアングラーも過去にありましたが、そんなのは稀で何回も通いつめてやっと釣れるレベルであります。

しかし、その中で1パイでも釣り上げた喜びと興奮は計り知れません。

諦めない心があれば必ず釣れます!

まとめ

いかがだったでしょうか?

初心者の方でもこれで春アオリイカを挑戦できるかと思います。必ずあのデカいアオリイカのファイトと興奮を味わえるはずです!陸揚げした時には興奮しすぎて足が震えるでしょう(笑)

難易度が高い釣りだからこそ挑戦する意味があるのです。

まずはキロアップを目指して頑張っていきましょう♪

案外簡単に釣れたりするかもしれません。それが釣りなんですから!

メスはやさしくリリースしてくださいね!

ではよい釣果を!

ABOUT ME
タミカミ
福井県で自宅から徒歩3分で海!の環境に住んでいます。趣味の釣りをこよなく愛している働くおじさんです。 釣り歴30年という長い経験を活かし、今までの知識を全てブログに書いていきます!新しいルアーも挑戦して釣行します。 皆さんが欲しい情報を提供していき、もっと魚釣りが楽しくなるように心がけています♪ 記事に間違え等ありましたら、ご指摘いただけたら幸いです。 気軽にTwitterのフォローもお願いいたします! Amazonアソシエイトプログラムに参加中。   
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