冬の寒さから少しずつ暖かくなってきて、春は釣り人にも釣りのしやすい季節になってきます。
冬の寒さで沖に行った魚たちも、春になると戻ってきて活性も上がってきます。
春は釣りには絶好の季節なんです。
そんな春に釣り人が狙うべきターゲットを、今回はご紹介していきます!
これで春の海釣りで何を釣ったらいいか迷うことはないですよ♪
メバル
春告魚と呼ばれるメバルは春が絶好のチャンスです!
メバルの産卵が11月頃から2月頃までなので、春になるとベイトも増え体力を回復させるため荒食いが始まります。
3月~5月が一番釣りやすい季節になります。
5月以降は水温が上がってくるので深場へ移動し釣れにくくなります。
釣り方は、ワームやプラグのルアー釣りが人気で、エサ釣りでも釣れます!
足場の良い防波堤で気軽に狙える魚として人気があります。
アジ・サバ
アジやサバの回遊魚は1年を通して釣ることができますが、海水温の上がる春は小型がよく釣れやすい季節になります。
潮通しの良い防波堤から狙うことができるため、最近アジングが大人気です!
回遊性が高く、釣り方にも工夫がいるためビギナーからベテランアングラーまで幅広く人気があります。
釣り方は、ワームなどルアーで狙うアジングやサビキ釣りが基本になります!
食べても美味しいからアジやサバが人気の理由でもあります。
クロダイ(チヌ)
波止場の大物と言えばこのクロダイです。
ベテランから初心者にも人気のターゲットとなります。
50㎝を超えると年無しと言われ、目標にする釣り人もたくさんいます。
そんなクロダイは春になると産卵を意識し、浅瀬に上がり積極的に捕食します。これを乗っ込みと呼びます。
大型のクロダイが出やすい時期になりますので、1年の中でもっとも盛り上がるシーズンでもあります!
釣り方は、フカセ釣りや紀州釣りのエサ釣りが人気で、最近ではルアーを使ってクロダイを狙うチニングが定着してきました。
シロギス
シロギスは冬の寒い時期は水深の深い沖合で過ごしますが、春になって水温が上がり始めると砂浜などの波打ち際に接岸してきます。
6月~7月の初夏が産卵で、5月のゴールデンウィーク頃から釣れ出します。
砂の女王と呼ばれる美しい姿と食べて美味しい天ぷらなど人気があります。
釣り方は、エサの投げ釣りで狙うのが基本になります。
キスの釣り方はコチラ→家族サービスでシロギス釣り
アオリイカ
エギングはもはや知らない人はいないくらい大人気です。
エギングのハイシーズンは子イカの秋になりますが、その子イカの親が産卵に浅瀬に接岸する春もシーズンとなります。
子イカと違い生き残った強者であり警戒心も強く、少々難易度の高いターゲットとなります。メスはできるだけリリースしてください!
地域にもよりますが、水温の高い状態が安定する5月くらいが目安になります。
釣り方は、秋より大きめのエギを使ったエギングや、生きアジを使ったヤエンが主流です。
コウイカ
アオリイカの外道とされるコウイカも春から狙えるイカであります。
4月から6月になると、産卵を意識して深場から浅瀬に接岸してきます。
外道ですがアオリイカより美味しいと言われたりもしますよ!
タイミングとしてはアオリイカと同様で春は親イカシーズンとなります。
こちらの日本海側でも3月下旬にコウイカが釣れています!
釣り方は、アオリイカではシャクリのエギングに対して、コウイカはズル引きや放置など底を意識した釣り方になります。
シーバス
シーバスは冬の寒い時期になると水温の安定する深場へ移動し産卵を行います。
そして、春になり水温が上昇してくると産卵を終えたシーバスが沿岸部に戻ってきます。
昔からシーバスは人気のターゲットであり、春と秋がハイシーズンとなります!
産卵後のシーバスは体力を回復させるために活発に捕食を行います。
釣り方は、イソメの夜釣りやエビの釣り、ルアーで狙う釣り方があります。
川シーバスの釣り方はコチラ→川でシーバスを釣る
ヒラメ
水温が安定している地域では、年中釣ることができます。とくに春は産卵を終えた大型のヒラメが狙いやすい時期になります。
水温が上がる3月ころから始まり、梅雨明けくらいまでが大型シーズンです。
座布団級が狙えるチャンスです!
釣り方は、アジやキスの泳がせ釣りやルアーで狙う釣りが盛んです。
春の海釣り まとめ
今回は春になったら海釣りで狙える魚を紹介しました。
冬の寒さのオフシーズンからだんだんと暖かくなって春になると、釣れる魚も増えて海釣りでは絶好の季節になります。
比較的釣りやすい季節なので、初心者の方も気軽に狙えることができます!
今回ご紹介した時期は地域により多少誤差がありますので、近くの釣り具屋さんで釣果の確認をすることをおすすめします。
春の釣りやすい季節!この機会にぜひチャレンジしてしてください♪
ではよい釣果を!