夜に魚釣りをしていると海面がキラキラ光っている時ありますよね?
ルアーの着水や、リールを巻くとラインが引っ張られてグリーンっぽく光ります!
幻想的でとても綺麗で驚くこと間違いなし♪
ってなるのは最初だけで、釣り人にとっては見飽きて邪魔な存在になります。
なぜ邪魔な存在なのか?
今回は、そんな夜光虫と釣りでの影響についてご紹介していきます。
夜光虫とは
夜光虫とはプランクトンの一種で、海面を漂って刺激を受けると発光します。
波、着水、リールを巻くなどで刺激され光るのですね!
ヤコウチュウ ウィキペディア
難しい事が書いてありますが、とりあえず夜光虫の存在はわかってもらえたと思います。ではこの夜光虫は釣りでどんな影響を受けるのでしょうか?
刺激を与えると発光する
赤潮が釣りに影響
夜光虫が発生したら、その場所を明るい時間帯に見に行って見ましょう!ほとんどの場合で赤潮が発生しています。
赤潮とはプランクトンの増殖によって海面が赤く染まることを言います。海だけじゃなく川や湖でも発生いたします。プランクトンの色素によって色が異なります。
赤潮の発生しやすい季節は春から夏になる時期が多く、気温が暖かくなることによって植物プランクトンが異常に増えてしまう事が原因となります。
時期的にメバリングやアジングシーズン中に発生することが多いです。
そんな赤潮がもたらす影響は・・・。
魚にとっては酸素不足になる
赤潮によって水中の酸素濃度が著しく低下します。
結果、酸素不足となり魚は違う場所へと移動してしまいますので、釣れにくくなります!
魚にダメージを与える
海面を覆いつくす程の赤潮が発生しますと、魚の呼吸でエラなどに張り付きます。
結果、エラ呼吸ができなくなり死んでしまいます。
魚に警戒心を与える
夜に釣りをするとわかるように、着水やリトリーブ時に刺激を与えてしまいますので、光ってしまい魚に警戒されてしまいます!
その結果、魚は警戒心を持ち釣れにくくなってしまいます。
赤潮は程度にもよりますが、ひどい場合は対策をしなければ釣れないので気を付けましょう!
やはり赤潮は、魚たちにとっては厳しい環境と言えますし、アングラーにとっても厳しい状況となります。
赤潮の釣り対策
そんな厳しい状況で釣りをする場合は良い釣果にならない事を覚悟しなければなりません。
ですが、少しでも対策すれば釣れる可能性もあります!
赤潮がポイントで発生したら、次のことを対策して釣りをしましょう。
着水やリトリーブを工夫をする
着水時の衝撃を和らげるためにサミングをしましょう。サミングをすることにより着水の衝撃を和らげて発光するのを抑えます。
リトリーブもタダ巻きだと発光しやすくなりますので、ストップを入れたり、ドリフトをさせたりと発光を防ぎつつ食わせの間をつくります。
そのため、プラグなどの場合はフローティングを使うのがベストと言えます!
普段と違い、なるべく発光をおさえるような工夫が必要になります。
思い切って場所移動する
あまりにもひどい場合は場所移動しましょう。
赤潮が発生する場所は潮の流れが悪く、流れが溜まる場所がほとんどです。そこがポイントであってもしばらくは赤潮の状態が続きますので、時間をあけてから行きましょう!
明るい時間帯にポイントのチェックをしましょう!
まとめ
朝に赤潮を見ると汚い感じに思えるのですが、夜には一変します。
夜光虫は釣りをしない場合、幻想的ですごく綺麗な状態であります。
しかし、釣りをする立場からするとすごく残念な状況ですよね・・・。
今回ご紹介した対策を実践することで、そんな残念な状況でも釣れやすくなるはずです。
あまりにもひどい状況でない限り普通に釣れたりもするので、釣り場でがっかりすることのないようにしましょう♪
ではよい釣果を!
夜光虫の状況でも釣れます↑