現在も大人気で皆さんもご存じのエギング。
釣って楽しい食べて美味しいそんなアオリイカが人気の理由でもあります。
シーズンになると、夜明けとともに早朝からエギングをしている方をたくさん見かけます。
しかし、明るくなってからエギングする方がほとんど。
夜もエギングをしている方も実際おられますが、少なくともこちらの地域では明るくなってからが圧倒的に多いです。
ではなぜ夜はしないのでしょうか?
夜は昼間より釣れるのか?やり方は?
そんな疑問を解決するべく、今回は夜エギングについてご紹介していきます!
夜エギングが気になっている方は必見ですよ!
目次
夜が定番のエギング
現在は日中でのエギングが確立されいるので、明るくなってからのデイゲームが基本になっています。
条件によっては昼間でも簡単に釣る事ができ、明るい時間帯にアオリイカを狙えるという釣りでの楽しみの醍醐味になっています。
しかし、ひと昔前まではエギングは夜にするのが基本でした。
ちなみにエギングは江戸時代から始まっており、当時は一部の武士や富裕層の遊びだったそうです!
その当時の人たちも夜の限られた時間帯にしか釣れないと思われていたため、夜に舟を出されていたとされています。(イカ先生のアオリイカ学より)
大変興味深い内容であります。
現在のアオリイカの行動パターンとしても、夜(暗くなって)から浅瀬に寄ってベイトを捕食して、明るくなると深場へ移動するとなっています。
実際に夜にエギングをした場合、キャストして着底までにすでに乗っている事もしばしばあります・・・。
それほど夜は活性が高い状況になりやすいとなる訳です。
それとアオリイカは人間の姿が見えると逃げていきますが、夜間の暗い時間だと人間の気配を消せるという利点もあります。
となるとエギングの基本は夜なのは現在でも言える事なのです!
アオリイカは夜が釣りやすい!
アオリイカが活発に捕食するのは夜!
夜は警戒心が薄れる!
やはり現在でもアオリイカは明るい時間帯よりも暗くなった夜が釣りやすいとなるはずです。
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夜のエギングが基本なのにしない理由
エギングは夜が基本でアオリイカを釣りやすいとされています。
ではなぜ皆さんは釣れる夜にエギングをしなくなったのでしょうか?
その理由をみてみましょう!
夜はラインが見えないから
この理由が一番多いと思います。
暗くなってからはラインを目で見てアタリをとる事が出来なくなります・・・。
何をやっているのかさっぱり分かりません状態になります。
結果、着底やフォール中のラインも見えない、シャクったら釣れていた「面白くない」なんて事になる訳です。
しかしこれは現在、日中(デイゲーム)のやり方が確立されているからであります。
夜が基本のエギングのやり方ではないからなのです!
現在のエギングの基本=日中のやり方なので、夜はできなくなってしまうのです。
サイトフィッシングができない(見えない)
これは秋のシーズン中によくある事です。
キャストしてシャクってくると皆さんアオリイカが追ってきていないか確認します。
追ってきた場合は足元でサイトエギングをしてアオリイカを抱かせようとそますよね。
サイトでエギを抱かせるのはテクニックがいりますし、抱かせた時の楽しさもデイゲームの醍醐味になります。
それが夜は暗くて見えないから出来ず、結果面白くないとなる訳です。
アオリイカのファイトが見えない
これは他の魚でも言える事なのですが、釣った時のファイトが暗くて見えません。引きだけの楽しみになります。
シーバスも夜に釣るよりも、明るい時間帯(デイゲーム)はファイト中のエラ洗いが見えて興奮します。
アオリイカも同じで、釣れて巻いてくる時のジェット噴射や姿なども見えます。それが夜は見えなくなり、楽しみも減るからです。
このような理由によって夜のエギングが少なくなったと考えられます。
という事は、このような理由を解決できれば、夜のエギングで好釣果を出せるという訳です!
この解決は最後にまとめてあります!お急ぎの方は飛ばして見てくださいね♪
まずは、夜のエギングのやり方をマスターしましょう!
夜のエギングの釣り方
先ほどにも言いましたが、夜はラインが見えません。
となると、常夜灯周りや少しでも明かりがある場所でなければ昼間の釣り方ができません。
そうなると夜は夜のエギングのやり方が必要となります。
夜エギングの基本はカーブフォール
夜間でラインを目視することができなくなりますので、手元に伝わる感度のみの釣り方になります。
そうなるとフリーフォールではなく少しテンションをかけたカーブフォールでアタリをとるのが基本となります。
日中の釣り方との違いは、
【デイゲームのアタリの取り方】ラインのフケやラインが出ていくといった変化で見極める
【ナイトゲームのアタリの取り方】ロッドに重みを感じたり軽くなったりといった変化で見極める
となりますので、手元に伝わるようにラインを張りながらエギにテンションをかけてのエギングになります。
ロッドでアタリをとるやり方が苦手な方は下記のやり方を勧めます!
シャクった後ラインを指で持ち、指の感覚でアタリをとります↓
このやり方だと、ラインから直で指へと伝わるので変化を感じやすくなります。
指でつまむよりも人差し指や中指でラインを引っかけても感度が上がります!
「イカが触った!」「抱いて走っている!」といったアタリが指に明確に伝わる!
夜エギングのシャクリはスローで
ナイトゲームではデイゲームみたいにビシバシとシャクる必要はありません。夜間の魚は動きも遅くなりますので、アオリイカにしっかりとエギを見せるやり方になります。
昼間よりもスローな感じで二段シャクリや、ワンピッチジャークを数回行う形だけで釣れます。
優しくシャクるイメージで問題ありません。
あまりにも激しくシャクると暗がりからエギが飛んでくる可能性もあり非常に危険です!
夜のエギングはタダ巻きも効果的
シャクリではなくスローなただ巻きが効果的な場面もあります。
特に春先や冬の低水温のナイトゲームは実績が高いです!
これに関しては、デイゲームで確認した事があると思いますが、回収のためにエギを巻いているとアオリイカが追っかけてきたり抱いてきたりします。
実際に、底に沈めて巻いてくるだけの方がいましたが本当に釣っていました!(実話)
低水温はアオリイカの動きも鈍くなるので効果的と言えます!
夜のエギングはボトムステイ
夜間はボトムステイも効果的で、エギに興味をもったアオリイカがボトムステイで抱いてくる場面もあります。
着底してから10秒ほど放置でアオリイカが抱く時間を作りましょう!
この釣り方は主にコウイカに有効な方法となります。
根掛りには注意してください。
エギのカラーは夜行タイプを使用する
各メーカーから夜行タイプのエギがリリースされています。
夜行タイプでなくても釣れるのですが、夜行タイプを使用する事を勧めます。
一般的には光量が少ない時、下地のカラーは赤が良いとされています。夜行タイプが無い場合は下地は赤系を選びましょう!
夜エギングのやり方 まとめ
このように日中のやり方と夜のやり方は全然違う事が分かります。日中が定着しているやり方しか知らないと夜のエギングができません。
夜のエギングのやり方をまとめるとこうなります!
テンションをかけてカーブフォールでアタリをとる!
誘いのシャクリは優しくゆっくりと!
ただ巻きも効果的!夜光タイプのエギを使用する!
これだけで釣りやすい夜エギングに挑戦できます!
暗くて見えない状況では手元の感度で釣るしかできないのです。
夜(ナイト)エギングの問題解決
このように昼間のエギングのやり方を夜エギングのやり方に変更するだけで良い訳です。
それでは最初に言いました夜エギングをしない理由を解決していきます!
夜はラインが見えない解決法
先ほどにも言いましたが、ラインが見えない問題となれば手元に伝わるやり方で解決します。
ここが1番のポイントで昼間の目視の釣りを夜は感度を重視した釣り方に変更すればいいだけです!
感度重視の釣り方に切り替える!
サイトフィッシングができない解決法
これに関しては常夜灯など少しでも明るい場所でしかできません。
それは「興味を持って追いかけてきたがなかなか抱こうとしない」という活性があまりよくない状況だからです。
しかし、夜はアオリイカの行動パターンにもあるように、浅瀬近くに寄って活発にエサを捕食します。なので活性が高い場合が多く、サイトフィッシングする前に釣れてしまう事がほとんどです。
活性が高い個体が多く釣れやすいので必要なし!
アオリイカのファイトがみえない解決法
最初に言っておきますが、これはどうしても解決する事ができません!
しかし、アオリイカのファイトは水中で起こっていますので日中でも同じです。上がってくる姿は見る事ができませんが、最終的には見れるので問題ありません。
見えないからといって間違ってもライトを付けてエギングする事はやめましょう!
他の魚にも反応して釣れなくなりますし、他の釣り人の迷惑になります。
絶対に海面にライトを照らすのはやめましょう!
アオリイカのファイトは水中なので見えなくてよい!
これで夜のエギングをしない理由の解決になりましたね!
皆さん昼間のやり方で挑戦して結果、見えないから夜エギングはしないのです・・・。
本当は夜が釣れるのに夜はしないなんてもったいないです。これらを覚えて夜エギングで昼間より好釣果を出しましょう♪
夜のエギングでは、昼間のやり方から夜のやり方に変更するようにしましょう!
きっと日中よりも釣れるはずです!
みんながあまりしていない夜間に釣果を出して驚かせましょう♪
ではよい釣果を!