春になるとメバリングの季節になりますね♪メバルは初めての方でも釣りやすく、気軽な釣り場で狙える人気のターゲットですよね!
みなさんはメバルの視力はいいと思いますか?ほとんどの方はメバルは目がいいと言います。しかし、本当にそうなのでしょうか?
今回はそんなメバルの視力についてご紹介していきます。
メバルの視力
一般的に魚の視力は悪く、沿岸部の魚で0.1~0.2程度、外洋の表層を回遊する大型の魚なら0.3~0.6程度とされています。また魚の視力は大きな魚ほど視力がよく、成長するにつれて目が良くなることもわかっています。
大物になると警戒心が強くなり釣れにくくなりますが、その他の理由に視力がいいということもあります。
小型の部類でカサゴの仲間、そのメバルの視力は0.1~0.2程度になります。
目が良いと言われていますが、実際の視力は他の魚同様で良くないです。
しかし、視力だけで判断してはいけません。
メバルの視野
魚眼レンズの視野は人と比べものにならない広さです。
魚の死角は体の後方の一部だけだそうです!警戒心の強い魚なら、人間の姿が少しでも視界に入ると逃げていきます。
人間の視野は約200°ですが、魚の目は側面にありますので真後ろ辺りまで見えていることになります。
そしてメバルの大きな目は他の魚と比べて視野も広いとされています!
メバルの目の能力
メバルは瞬時に物の形を識別する能力は人の50倍とされており、濁った水中で見る能力は2倍となっております。
また、メバルには水中の釣り糸を見る線視力というのがあります。
この線視力は視力の2~3倍ありますので、視力で見るエサよりも先に糸が見えてしまうとされています。
それによってメバル釣りでは、ハリスの太さには気をつかう理由となるのです。
また、色覚も魚によって違います。
ワームの色を変えたらメバルが爆釣!なんてこともあるので、色覚も他の魚より優れていると言えます。
魚にとっての紫外線
魚の視細胞は人間よりも1つ多いことが分かっています。
それにより、紫外線を光色として見ることができるのです。日が落ちて暗くなっても糸が見えている場合もあります。
ケイムラなど製品でよく目にすることがありますが、あれは紫外線を光色とする魚に合わせた仕様となっているわけなのです。
メバルの視力 まとめ
以上のことから、メバルに限らず魚は視力だけがすべてではないと言えます。
メバルはメバチとも言うように他の魚よりも丸々した大きな目をしています。
そんな大きな目が他の魚より目が悪いということはまずありえません。
実際にはメバルにならないとわかりませんが、研究結果では目が良いとされています!
これからもルアー開発によって様々な物が出てくるでしょう。
魚本来の能力とメバルの大きな目は、私たちの想像をはるかに超えた視力なのかもしれません。
そんなメバリングをこれからも楽しみましょう♪