海には皆さんもご存知のように潮の満ち引きがあります。
海釣りをするにあたって必ず大事な要素である満潮と干潮。
潮見表(タイドグラフ)と呼ばれる物を頼りに釣りに出かける人もいます。
しかし、全然気にしない方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな潮汐の仕組みと釣れるタイミングを初心者の方向けにご紹介していきます。
これを読んで潮汐を理解して釣りにいきましょう!
もう理解しているベテランアングラーさんはご遠慮下さいね!
潮汐とは
潮汐は「ちょうせき」と呼びます。
月と太陽の引力によって海面が引っ張られる現象であります。
地球は一日に1回転(自転)しているので、多くの場所で1日に2回の満潮、干潮が起こります。
月の公転により、満潮と干潮の時刻は毎日変化していきます。
大潮・中潮・小潮とは
太陽や月の引力により潮汐が起こりますが、その力は地球に一番近い月の運動に大きく影響しています。
月の満ち欠けによって満潮・干潮の差が異なるのです。
新月と満月には潮位の差が最も大きくなるので大潮となり、逆に上弦と下弦の時は最小となり小潮となります。
太陽と月が一直線になる新月・満月は潮汐力が最大になるのは、月だけでなく、太陽からの重力も影響しているためです。
満潮・干潮の流れ
海面の高さは時間によって変化しています。
先ほどにも言いましたが、満潮・干潮は日に2回訪れる事で常に潮位は変化しています。
この変化により海水が動いて流れとして発生するのです。
このことから、魚にとっては潮が動くと動きやすくなり、活性が上がるとされています。雨による流れもあったりします!
満潮・干潮については、潮位によってそれぞれ釣りやすい魚たちも存在しています。干潮時には根魚などの住処が狙いやすくなったりなどです。
干潮により魚のポイントが狙いやすくなる!
【上げ3分下げ7分】タイドグラフで釣れる時間帯を狙う
海の流れや潮の動きを読むことで効率よく魚を釣ることができます。
みなさんはこれを見ていつのタイミング(赤い点)で釣りに向かいますか?
初心者の方はどこでタイミングで釣りに行くべきなのか、またグラフの見方もわからないと思います。
満潮・干潮時は潮どまりになります。潮どまりは名前の通り潮が動いてないので魚は釣れにくくなります。この表の場合は朝の5時ぐらいと昼の11時ぐらいは釣れにくい時間とわかります。
じゃあいつ釣りに行けばいいの?ってなりますが、答えは簡単です。
潮の変わるタイミングが一番釣れやすいとされています!
上げ3分下げ7分の時間帯に行きましょう。
満潮が10分で干潮が0分とします。
下のグラフを見ると青丸で囲った時間帯が釣りやすいタイミングになります。
しかしながらこの時間帯に必ず釣れる訳ではありません。
基本的に潮どまりは釣れにくく、潮の動き始めは釣れやすいという事なのです。
潮なんか気にしなくても釣れる時は釣れますし、潮どまりでも釣れたりするのが魚釣りなんです(笑)
あくまでも参考程度にしておきましょう!(実際の時間も多少ズレたりもしますので)
しかし、潮が動き出すタイミングで釣れ出した事も実際にはありますので、全く関係ないとは言えません。
まとめ
いかがだったでしょうか?これで少しは満潮・干潮の狙う時間帯という参考になれたかと思います。
海はまだまだ分からないことばかりです。確実に釣れる時間帯が分かればそれはそれで楽しくなくなるかもしれませんよね。
タイドグラフを見てこの時間帯で勝負する!ってなことも釣りの醍醐味であります。作戦や時間帯を考えて魚を狙いましょう♪
ではよい釣果を!