釣り人なら一度は思うライトの明るさ。
夜に何かを確認したくてヘッドライトを点灯するが、他の人が対象物を照らすと自分のより明るい!!
ちょっとショックになるのは私だけではないはず・・・。
安価なヘッドライトなら高価なヘッドライトの明るさに負けて当然。
でも高価なライトまでは・・・。
そこで、今回は実際に安価で非常に明るいヘッドライトを購入して試してみます!
釣り用ヘッドライトに高ルーメンは必要なのか!?
目次
LEDヘッドライト 超強光 5000ルーメン
今回釣りで使用するのがこの5000ルーメンの超強光ヘッドライト。
送料込みで2,580円と安価!スペックを見ていきます。
超強光のヘッドライト。明るさは抜群の5000ルーメン。
IP65級防水(生活防水)。LEDは米国CREE社製XML-T6採用。
充電可能なリチウムバッテリー搭載。
驚異的な明るさ
米国CREE社製XM-L T6 LEDを採用で明るさは抜群。
通常ライト(50~200ルーメン)と比べ、このヘッドライトはなんと5000ルーメン!
眩しいほどの明るさを実現させます。
LEDライトによって電池の消費も少ないので経済的。
リチウムイオン電池で充電可能
リチウム電池2本で10時間以上の長寿命!
リチウムバッテリーは充電可能のため経済的で電池の持ちも良い。
安全な充電、放電、過電流を制限させるために、プロテクト回路が組み込まれている。それにより過充電や過放電を防止しています。
4モード機能・角度調整機能
スイッチ1つで4パターンのモード切り替えが可能。
- Low(1灯点灯)
- Middle(2灯点灯)
- High(3灯点灯)
- フラッシュ(点滅)
手元や周りの状況を考慮した光量の調整ができます。
それに加えて上下90度の角度調整が可能で、首を曲げずに照らす事ができる。
後頭部に安全ライト搭載
装着時の後頭部部分に安全ライトが搭載されており、後方からの認識ができて大変安心です。
安心の防水設計
IP65級防水(生活防水仕様)で突然の雨でも安心!
防水機能によって、釣りの他にアウトドアや防災用といった使い分けも可能となっています。
様々な使い方が可能
高機能なため様々なシチュエーションで活躍可能となっています。
アウトドア、登山、キャンプ、野外活動、ペットの夜間散歩、夜間のウォーキング、夜釣り、狩猟、サイクリング、災害、停電対策、車の緊急ランプ、など。
このように高スペックであるため様々な使用場面がありますが、今回は夜釣りとして使用します。
夜釣りで手持ちのヘッドライトと比較
実際に超強光を夜釣りで使用してみます。
比較しやすいように愛用しているゼクサスのZX-S260と比べます。
ZEXUS ZX-S260 販売価格 7,260円(税込)
価格で言えば倍以上ですが、ルーメンは270と少なく、5000ルーメンの数値を比べると物足りない感じがします。
では実際に魚釣り現場で比較していきます。
防波堤の壁に当てる
まずは、釣りポイントの防波堤である壁に向かってライトを当ててみます。
最初に使用したのは5000ルーメンのヘッドライト。
画像では分かりにくいですが、さすが5000ルーメンで非常に明るく、明るすぎて反射で逆に眩しい感じとなります。
次はゼクサス270ルーメン。
こちらは眩しい感じはなく、全体的に明るくなって見えやすいイメージ。
対象物を確認したい場合などは十分の明るさとなります。
テトラポッドを照らす
夜間のテトラ帯は非常に危険!
そんな危険な夜間テトラポッドに当てて実際の見え方をみていきます。
まずは5000ルーメン。
これも非常に明るくなりますが、テトラの角の反射がややきつく感じます。
次はゼクサス。
やはり全体的に明るくなり、対象物以外も見えやすくなります。
移動する場合はこの全体的に明るい方が良いと感じます。
そうなんです、皆さんはもうお気付きかと思いますが、5000ルーメンの方はピンポイントに明るくなってしまうのです。
そこで、少し距離がある所を照らしてみます。
やはり、少し離れたテトラポッドでもはっきりと明るくなります!
次にゼクサスですが、
遠くのテトラも見えるようになるのですが、このようにはっきりと照らす事はできません!
しかし、先ほどにも言いましたが全体に明るいので、足元も明るくなります。
テトラ帯はピンポイントの明かりでは危険です。全体に明るい方が安全となるのは言うまでもありません。
次にテトラポッドの穴を照らす
今度はテトラポッドの足元、テトラポッドの穴を照らしてみます。
まずは5000ルーメン。
非常に明るいのですが、海面の反射によって眩しい状態となります・・・。
次はゼクサス。
全体的に明るくなり、海面の反射もなく底も見えやすい!
このように、5000ルーメンと強力な明るさとなっても夜釣りにはデメリットが発生するという事が分かりました。
夜釣りで5000ルーメンは必要か?
あくまでも夜釣りで使用するという前提ですが、少なくても270ルーメンの明るさに使い勝手は負けてしまいます・・・。
このように5000ルーメンという強力な明るさではデメリットがあります。
まして、釣り人に5000ルーメンを当てた場合はトラブルになる可能性もでてきます・・・。
以上の結果、安価で5000ルーメンという高スペックは、夜釣りで使用は不向きとなります。
ルーメン(明るさ)は高いと良いという訳ではない!
5000LMはポイント移動では不向き
5000LMは遠くの対象物をはっきり照らす事ができる!
夜釣りでは全体に明るい方が使いやすい
人に当てるとトラブルになる
しかし、この5000ルーメンという明るさは本物です。
この価格でこの明るさは非常に素晴らしいと感じました。
今回は夜釣りで比較しましたが、他の用途次第では今回の結果とは逆になる事もありえます。
とにかく安くて明るい方が良いという方は、是非この5000ルーメンを試してみてください!
本当に明るすぎて驚きますよ!
それと今回比較したZEXUSは、やはり信頼のおけるスペック!
夜釣りで使用されている方も多いのではないでしょうか?
価格はそれなりにしますが、ZEXUSのような信頼できるヘッドライトが一番です。
夜釣りで自分を守ってくれるのは信頼できるヘッドライトです!