気軽にオフショアに挑戦できる手漕ぎボートはいいですよね♪
手漕ぎボートを漕いだことのある方なら分かると思いますが、ポイントに行く時はルンルン気分で体力もありますので漕いでいて楽しいです!
しかし、帰りは楽しんだ後なので体力もなくて非常に辛いですよね・・・。
まして帰る方向から風が吹いていたら地獄です(笑)
そんな時思うのが、エンジン付きなら楽だろうな~。
でも免許ないしなぁ・・・。
って思っている方!2馬力で船体が3m未満なら免許不要なんですよ!
値段もお手頃で持ち運べて便利な2馬力船外機を今回はご紹介いたします。
私が現在使用している船外機とボートを参考にして説明していきますよ♪
目次
2馬力以下の船外機なら船舶免許はいらない
2馬力以下なら免許不要です。
しかし、船外機を取り付けるボートは長さ3m未満である事が原則です。
一般の手漕ぎボート(3m超え)に船外機を取り付けるとNGなので注意してください!
ちなみに2馬力以上を取り付ける場合は、船舶免許と船舶検査が必要になってきます。
エンジン付きは快適で気持ちいいですよ♪
2馬力で自分の好きなポイントに行ける
陸からとは違い船での移動になりますので、自由にポイント移動ができます。
陸から届かない爆釣ポイントでも簡単に行く事が可能となります。
しかも、手漕ぎとは違い船外機なので行きや帰りの漕ぐ体力も気にする必要はありません。
免許不要で爆釣を体験することが可能ですよ♪
2馬力船外機は手で持ち運べて非常に便利です。
しかし、ボートはそうもいかないですよね・・・。
次は2馬力用のボートを見ていきます。
ゴムボート
ゴムボートは小さくできて収納面では非常に優れています。
船外機やエレキモーターを取り付けられるタイプが多く、価格もお手頃な金額で手に入れられます。
ゴムボートということもあり海上での安定度は抜群であります!
しかし、準備や保管方法に手間がかかるのが難点であります。
長期保存の場合、折り目などの劣化により破れるといった事も考えられます。
価格がお手頃
海上の安定度は良い
劣化によるトラブル
手漕ぎだとあまり進まない
ハードボート
樹脂製のボートはゴムボートと違い準備に手間がかかりません。
船外機を取り付けて少し手で漕げば船外機の力であっという間に海上に出れます!
先ほどにも言いましたが、免許不要なら3m未満を選ぶ必要があります。
使用後の保管や手入れもゴムボートに比べると楽です。
しかしながら、ボートを運ぶ時の難点や金額が高価というデメリットもあります。
使用後の手入れや保管が比較的楽
手漕ぎでも漕ぎやすい
3人乗り用なら広い(生簀付きもある)
価格が高価
安定性は良いとは言えない
ちなみに私のボートはリョービさんのROB-30(現在は生産終了)に二人で乗っています。 結構広いので快適ですよ♪
ちなみに真ん中の座る所は生簀になっています。(すごく便利)
少し見にくいですがトランサムがありません。
トランサムという船外機を取り付けるパーツも揃える必要がありますので注意しましょう!
以上の事をよく考えて自分にあったボートを選びましょう!
2馬力エンジンの種類
現在リリースされている2馬力船外機の代表的な種類をご紹介します。
各メーカーからリリースされていますが、2馬力なので性能に大きな差はないかと感じます。(個人的な感想になります)
今回は4ストに絞って代表的な4機種を紹介します!
スズキ DF2
スズキさんからリリースされている2馬力船外機であります。
2馬力の中では最速といった情報もあったので私はこれにしました。
購入から5年経った現在も使用してますが、スピードは他メーカーと比べた事がないので詳細はわかりません・・・。
分かりにくいですが、自転車でゆっくり漕ぐぐらいのスピードくらいですかね・・・。
5年経った現在も使用していますが、キャブレター故障によりOHしております。
まだまだ現役でがんばってますよ!
冷却方法は水冷式なので使用後の水洗いメンテが必要になります。
重量は約14.5㎏
ホンダ BF2DH
皆さんご存知のホンダさんの船外機になります。
ホンダさんの車のエンジンは信頼できるという事もあり、この2馬力船外機も同じく信頼できます。
私も気になっていた船外機でもあります。
2馬力船外機の中で1番軽いという強みがあります。
冷却方法は空冷式になります。
重量は約14.3㎏
トーハツ MFS2C
トーハツさんからリリースされている船外機であります。
実は計算上での最速はこのMFS2Cなんですよ!
最高回転数・ギヤ比・プロペラピッチで時速を求める事ができます。(ここでの計算は長くなるので省略します)
なんと時速27㎞になるのです!排気量もダントツでトップであります。
しかし、これは計算上で実際の速度は他メーカーと変わらないとの事です。
3.5馬力のエンジンをベースにキャブの出力を抑えているからなんですよ!
どのメーカーさんも2馬力船外機の平均速度は時速10㎞前後です。
冷却方法は水冷式で、あと重量もトップで重いです。
重量は約19.4㎏
YAMAHA F2BMH
ヤマハさんからリリースされている2馬力船外機であります。
ヤマハさんの2馬力を使用している人が少なく情報もあまりありません・・・。
しかし、ヤマハさんも信頼できるメーカーで間違いないので安心して使用できます。
冷却方法は水冷式です。
重量は約18㎏
以上の4機種になりますが、自分の用途にあった船外機を選びましょう!
軽くて空冷式が良いとする方ならホンダ。
スピードとカスタマイズを求めるならトーハツ。
水冷で軽いを求めるならスズキ。
といった感じで気軽に選びましょう♪
使用後のメンテはどれも必須ですので必ず行いましょう!
海外製で安価なエンジンもありますがお勧めはできません!海上でのエンジントラブルが起きる可能性が高いです。
もし故障した場合、これら4メーカーなら部品も手に入りやすく、直してくれるお店もあります。
船外機とボート以外に必要な物
ここからは2馬力船外機で海に出る際に必ず持って行くべき道具をご紹介します。
初めてボートで釣りをする方なら参考になるかと思います。
ライフジャケット
これは言うまでもなく必須です!
自分自身の命を守るのはあなた自信であります。
もし転覆した場合も他の方の迷惑もかける事になりますので必ず着用してください!
免許不要の2馬力でも、保安庁に注意されますよ!
経験上腰に巻くタイプが動きやすいかと感じます。
オール
オールは必ず持って行きましょう!
オールが無いとエンジントラブルが起きた場合に海を漂流することになります。
いつもエンジンが調子が良いとは限りません!これも私は何回も経験してます。
ボートに合ったオールを購入しましょう!
フラッグ
免許不要で乗れるボートは非常に小さいです。
大きい船から見ると発見されにくい場合があります。他の人に知らせる事で自分の命も守れる事になります。
経験上、ウネリがキツイ場合に前が見えなくなる時もあります!こういう状況でも自分はここにいるよ!と他の人に知らせる事ができます。
予備タンク
2馬力船外機の燃料はレギュラーガソリンで1L程度しか入りません。
連続走行でのおおよその時間は60分くらいです。
ポイントまでの長距離やポイント移動を繰り返しているとあっという間に燃料が切れます。
そうなっても大丈夫なように予備タンクは必ず持って行きましょう!
ガソリンを入れる際はスタンドの方にしてもらう必要があります。
携帯電話
これは常時持っている方がほとんどですが、稀に濡れるのを嫌がって車などに置いておく方がおられます。
しかし、携帯電話は唯一の連絡手段であります。
緊急時に連絡したくてもできません!携帯電話は必ず持っていきましょう。
自分が連絡できない状況でも仲間が連絡できます!
ボートで釣りをする場合は一人で行かず、できれば二人以上の仲間と行きましょう!
濡れるのが嫌な方は携帯を袋などに入れると良いですよ♪
海で緊急時の連絡先は118番です。必ず覚えましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最低限の準備と知識が多少必要ですが、免許不要で簡単に海に出られます。
しかし、ボートも小さいので波がある時は危険なので絶対に止めましょう!
無理をせず波が穏やかな時、無理に遠くに行かないを心掛けるようにしてください。
海の天候もあっという間に変化します!少しでも悪くなったら戻りましょう。
何回も言いますが、自分の命を守るのは自分自信です。
安全対策をしっかりと準備して海に出ましょう!
そして爆釣ポイントを狙い撃ちしましょう♪陸から釣れない魚や大物も釣れますよ♪
ではよい釣果を!