ショアからのエギングからオフショアのエギングに挑戦している方。
オフショアの中でもティップランエギングは大人気です。初心者の方も気軽に挑戦できるのが人気の秘密ですよね♪
そんなティップランエギング初心者の方に悩みといえば??
それは穂先の破損(折れる)ではないでしょうか?
現に私もティップ(穂先)を2回折っています・・・。
先端だけ再度購入となって恐ろしい値段になるのも嫌ですよね・・・。
そんな穂先の破損でお困りのあなた!
私が実際に折って学んだ事を活かし、折れない対策をご紹介いたします!
これで穂先が折れる可能性が減りますよ!
目次
ボートエギングの種類
ボートエギング=ティップランエギングと思われる方が多いと思いますが、実はボートエギングには大きく分けて二つの種類があります。
キャスティングボートエギング
ティップランエギング
大きな違いは狙う水深であり、ティップランエギングではより深い(10m以上)を狙う事になります。
当然、深い水深に対応した重いエギを使用するため、ロッドの穂先等に負荷がかかりやすくなります。
キャスティングとティップランの細かい違いなどはここでは省略させてもらいます。
ティップランロッドの穂先は繊細
ショアからのエギングではラインでアタリをとります。
一方、ティップランエギングはロッドの穂先(ティップ)を走らせて(ラン)アタリをとります。
穂先でアタリをとるのでティップはとても細く繊細な構造になっています。
ソリッドタイプ(中が詰まった穂先)とチューブラー(中が空洞)の種類がありますが、ティップランロッドは主にソリッドタイプが多いです。
ソリッドの穂先は細く柔らかく曲がりやすいので、目で見てアタリをとれるようになっているのです。
そのため、穂先は負荷やダメージが入りやすく、非常に折れやすいのであります。
ティップが折れる原因
ティップランロッドの穂先が折れる原因は穂先の糸がらみでのシャクリです。
穂先にラインが絡んでいる状態でシャクると一発で折れます!
ショアからの折れたことないシャクリ方でもティップランでは絡んで折れてしまいます。
そして穂先の糸絡みが陸からよりも多く発生します!
これはなぜか?
これはショアのエギングではスラッグ(糸のたるみ)を多用する釣り方だからなのです!
常にラインスラッグを出している状態でのシャクリは、重いエギを使用したティップランエギングでは絶対にしてはいけません!
通常のエギングロッドよりも穂先が繊細になっていますので、ダメージが入りやすいのです。
それとティップランロッドでのシャクリ方にも理解が必要です。
向かい風での釣りになるので、大きくシャクると穂先でラインを拾って破損につながります。
穂先の糸絡みによる破損が主な原因!
ティップランロッドはシャクリ方が違うので破損する!
ティップランロッドが折れないようにするには
このように穂先が折れる原因が理解できれば防ぐ事が可能となります!
簡単に言いますと、穂先の糸絡みさえ無ければそうそう折れる事はないのです!
シャクる前に糸ふけが無いかしっかり確認してシャクればOKです!
シャクリ方も重要で、ロッドを下に向けてから一気に上までシャクる(ショアからのシャクリ)は絶対してはいけません。糸絡みが起こりにくいように小刻みにシャクりましょう!
小刻みにシャクリながらシャクって出たラインを常にリーリングで回収する要領です。
常にラインが張った状態(エギの重みを感じている状態)にすれば良いのです!
参考になる動画がありましたので載せておきます↓
非常に参考になるシャクリ方ですね!
シャクリながら巻くを繰り返すような感じです。慣れてない時は小刻みの間隔の時間をゆっくりすると誰でもできますよ♪
あまりロッドを下げずに60度程度ぐらいの間隔で動かしましょう!
エギングというよりジギングの巻きジャクリに近いイメージですね。大切なのはバッド部分で引き抵抗を感じる釣り方です。
ティップランエギングはショアからのように激しくシャクる必要はありません!
常にボートで流す釣り方なので、優しいシャクリでも十分なのです。
慣れるまで安価なロッドで
これは実際に私が感じた事ですが、いきなり高価なティップランロッドを購入するのはあまりおすすめできません!
特に初めてティップランエギングに挑戦する方は慣れるまで時間がかかります。
初心者の方がいきなり高価なロッドを使用すると、折れた時のダメージは大きいです。(金銭的に)
穂先部分だけ交換の値段で安いティップランロッドが購入できる程なんです・・・。
なので最初は慣れるまで安価なロッドでする事をお勧めします。
ひと昔前に比べるとティップランロッドの種類も豊富にありますので、自分に合ったロッドを選ぶ事ができる時代となっています。
ティップランロッドが折れたら修正
これはあくまでも応急処置となりますが、折れた場所(先端)を丸めてトップガイドを付ける方法もあります。
折れた箇所にもよりますが、ロッドが短くなって本来の感度や操作性が損なうため、あまりおすすめはできません。
しかし、先端に近い部分であれば補修できる場合もあり、コスト的にもこれが一番良い方法となる事もあります。
実際に私も折れて修正した短くなったロッドを使用していますが、問題なく使用できています!
折れた場合の1つの選択肢として検討してみてください。
ティップランロッド 破損防止 まとめ
ここまででティップランロッドが折れるという事をご理解できたかと思います。
まとめると、以下の事を実行すれば、ロッドの穂先が折れる可能性はかなり低くなります。
- エギが着底したら糸ふけをとり、穂先に絡まないようにする!
- 絡まってない事を確認したらシャクリを開始する!
- シャクリ方は小刻みにバット部分で、ラインスラッグを出さない!
- 常にエギの重みが分かる状態をキープ!
- アワセも穂先の糸絡みが無いか確認してから!
となります。
当たり前の事ですが、通常のエギングロッドではない、ティップランロッドとしての扱いが必要となってくるのです。
それを理解して扱う事ができればもう折れる心配はありません!
ティップランロッドとしての扱い方が出来てないから折れる!
まずは、原因となる糸絡みを無くす釣り方をしましょう!
これでティップランが楽しめるようになりますよ♪
では良い釣果を♪♪