アジングやメバリングでよく使用するジグヘッドリグ。
ほとんどの方がジグ単(ジグヘッドとワーム)とよばれる方法でアジングやメバリングを楽しんでいます。
あなたはそのジグヘッドにスナップを使用しますか?
私は昔からジグヘッドにはスナップ無しの直結派でした。
なぜか?
それは昔は小さいスナップ自体が無かったからなのです・・・。
しかし、現在はいろいろなサイズと用途に合わせたスナップが各メーカーで開発され発売しています。
結局、ジグヘッドにスナップは付けて良いのか?
ということで、今回はジグヘッドにスナップについて考えていきたいと思います。
ジグヘッドにスナップでモヤモヤしている方は必見ですよ!
ジグヘッド用のスナップ
普通のスナップとは違い、ジグヘッド用のスナップは極小タイプになっております。
これは軽量のジグヘッドになるべく抵抗を与えないように、本来のジグヘッドの動きをそのまま再現しているためと思われます。
ですが、かなりスナップが小さいので、ジグヘッド交換に時間がかかる場合があります。
しかし、慣れればジグヘッド交換は簡単に出来てしまいます。
スナップを使用しない場合は当然ジグヘッド交換に手間がかかります!
スナップと直結のメリット・デメリット
昔はジグヘッド直結が当たり前でしたが、現在は便利なジグヘッド用スナップがあります。
便利といっても少なからずメリットやデメリットが存在します。
そこで、スナップと直結のメリット・デメリットを見ていきましょう!
ジグヘッド直結の場合
ひと昔前はジグヘッド直結は当たり前でした。
現在も直結派の方も多数おられます。(私もメバリングでジグヘッドは直結です)
ジグヘッドに直結する事で本来のジグヘッドの動きと感度を両立させることができます。
しかし、ジグヘッドの重さや形状を変更するには、一定の長さのラインを犠牲にしてジグヘッドを結び直すといった手間が発生してしまいます!
ジグヘッド本来のアクションを演出させる
ジグヘッド直結によって感度が上がる
ジグヘッド交換時に一定のラインを犠牲にしてしまう
ジグヘッド交換時に再びノットの手間
ジグヘッドにスナップの場合
現在は小さいスナップも開発されておりジグヘッド用の極小スナップがあります。
少し小さくて苦労しますが、ラインを犠牲にする事も結ぶ手間も無く簡単に交換が可能になります。
アジのレンジに合わせたあらゆる状況にすぐに対応できます!
状況に合わせたジグヘッド交換が短時間で可能
スナップの可動域によってジグヘッドの姿勢が良くなる
極小のため通しにくい
大物外道によるスナップの強度不足
スナップと直結のジグヘッド姿勢
スナップと直結ではそれぞれのメリット・デメリットが存在するということが分かりました。
しかし、その中でも特に注目したいのはジグヘッドの姿勢なのです。
直結する場合はジグヘッドが固定されてしまいますが、スナップの場合は可動域という場所が生れます!
前回の記事でルアーのスプリットリングについて記事を書きましたが、そのスプリットリングとスナップの関係です。
月下美人夜霧Zのスプリットリングは必要?の記事は↓
やはり昔は当たり前の直結でしたが、現在はスナップを使用する前提でメーカー側も開発されているのです。
スナップ使用が当たり前の時代になってきました・・・。
話を元に戻しますと、直結をすると以下の事が考えられます。
ジグヘッドを直接結ぶと固定されてしまい、ラインの角度によってはジグヘッド自体が上向きになってしまうと考えられます。
ラインの角度とリトリーブスピードによっては差が大きくなる傾向にあります。
一方、スナップを使用した場合は、少し可動域の部分が存在しますので、ジグヘッドの姿勢としては安定しやすくなると考えられます。
しかし、これはあくまで個人的意見ですので、条件などにより異なる場合がありますのでご了承ください!
ちなみに直結で固定の姿勢でも私はアジやメバルを釣っていますので、直結がダメ、スナップはダメといった結論にはなりません。
アジングにスナップの場合
ここでアジングのスナップについて考えていきます。
アジングをされた方はよくご存じかと思いますが、アジングはアクションやフォール姿勢などが要求されやすいルアーフィッシングになります。
実際に軽いジグヘッドに交換やワームの色を交換したら爆釣!なんて事もあるように、少しの変化で釣果が変わります。
ロッドもメバルロッドは柔らかめに対して、アジングロッドは少し張りを持たせています。
アジング専用ロッドによる差も当然出てくる程に繊細な釣りです。
アジは食べてから吐き出すまでが早いので、柔らかいメバルロッドだとフッキングが不利になってしまうからなのです。
となると、アジングスナップにも考えられます!
ジグヘッド直結の場合は、張りのあるアジングロッド同様で、食べた瞬間にアタリがダイレクトにラインへと伝わります。
結果、吐き出すまでが早いアジに対して直結は有利になると考えられます。
一方でアジングスナップの場合は、スナップによるジグヘッドの可動域があります。
アジが食べて吐き出すまでの行動が可動域の範囲になる可能性もあると予想できます。
可動の部分によって吐き出した後にアタリが伝わり、フッキングできずアタリがあるけど乗らない!という事になると考えられます。
スナップによる感度も少なからず影響すると思います。
まとめますと、
直結=姿勢は安定しないがフッキングや感度重視
スナップ=姿勢は安定するが感度やフッキングに不利
となります。
スナップと直結 まとめ
以上のように、直結とスナップそれぞれのメリット・デメリットが存在します。
結論から言いますと、どちらでも好きな方で良いとなります。
交換時のノットが面倒な方はスナップ。
感度、釣果を気にする方は直結という決め方で良いと思います。
大事なのは、直結だからダメ!スナップはダメ!と他人に決めつけない事であります。
人それぞれの考えがありますので、自分がこれだと思うやり方にしましょう!
答えを見つけるのは自分自身です!
ではよい釣果を!