ダイワのソルトライトゲームブランドである「月下美人」。
メバリング用のワームだけでも数々の種類がラインナップされています。
その中でもよく釣れるワームである「ビームフィッシュ」。
メバリングでまだ使用されていない方でも一度は聞いた事があると思います。
では一体なぜ釣れるのか?本当に釣れるのか?
今回はその「ビームフィッシュ」について調べていきます。
結論から言いますと、絶対持っておくべきワームです!
目次
月下美人 ビームフィッシュ
このビームフィッシュは古くから釣れるワームとして存在していました。
しかし、時代の流れとともに廃番となってしまい、一度は市場から姿を消すことになりました。
そして、多数の復刻要望があり2019年10月に復刻モデルとして再登場しています。
それほど釣果の信頼度が高いワームと言えます。
メバルの数が少ない時や、潮流の影響が強い状態では、ピンテールのワームではアピール面では不利となります。
しかし、このビームフィッシュは面で微振動させて広範囲のメバルにアピール。
シャッドテール特有のパタパタアクションではなく、メバルがスレにくいアクションと広範囲にアピールの二つで長時間継続するのが特徴です。
ベイトの尾びれに似たのアックスフィンとリアルなシルエットで小魚そのものを演出。
フォール中やシェイクなどにも対応し、メバルに違和感を与えずバイトに持ち込めます。フグの攻撃にも耐える強度素材と、アミノ酸集魚エキスの効果でフッキングチャンスが上昇。
ワームサイズ 1.8インチ
本体価格 450円(8本入)
カラー 10種類
引用 ダイワカタログ
詳しくはダイワ公式→月下美人ビームフィッシュ
ビームフィッシュ 付け方
ビームフィッシュを装着する際、迷うことになるワームの向き。
フックに対してテールが上向きになるのか下向きになるのか?である。
稀に逆に付けている方がおられるので注意しましょう!
ビームフィッシュの腹からフックを出す形が正解となります。ワームの背中からフックが出ると盛り上がる形になるので変になります。
釣れない事はないと思いますが、正規の方向で装着しましょう!
また、まっすぐ刺せない方はお腹の切れ目を見て刺しましょう!
これでビームフィッシュをまっすぐ刺せる事ができます。
ビームフィッシュはなぜ釣れるのか?
そして本題である、「なぜビームフィッシュはよく釣れるのか?」である。
ここではその疑問に調べていきます。
「スレにくい」と「アピール」の両立
まず、ピンテールのワームよりもシャッドテールの方がアピール度は上がります。
これは当然であり、テールがある分対象魚にアピールができます。
あの「スズキのエサ」とも言われるコアマンVJもシャッドテール。
シャッドテールの信頼性は多くのアングラー達も確認済み。
ワームの強みであるスレにくさとアピールを両立した形状なのである。
バタバタシャッドテールではない!
ここが重要な部分で、このビームフィッシュは面で微振動する設計になっています。
実はこのシャッドテールはバタバタとは違い、動かないシャッドテールとも言われています。
ベイトになる小魚というよりも、ほとんどの魚の尾ビレは常に振っている状態ではありません。動く時に振って後は止まっている状態。
この本来のベイトフィッシュの動きが、ビームフィッシュは再現できているのです!
この波動はメバルにとって最適な波動と言えるでしょう。
集魚効果と高強度素材
このビームフィッシュは他のワームと比べると少し固めでよく伸びる素材。手で引っ張るとその弾力に驚きます。
この素材がフグなどの猛攻にも強く、魚の食感にも最適と言えます。旧ビームスティックもそうでした。
それに加えてアミノ酸集魚エキス配合で、集魚効果と食感の相乗効果が生まれているのです。
プラグでは食わない時はビームフィッシュで釣れる!
ここは実体験となりますが、プラグを散々投げた後に、ビームフィッシュに変えた途端に食ってくるという事がありました。
プラグでは反応がない時にはこのビームフィッシュは強い!と感じました。
ビームフィッシュを投げれば連続で釣れる状態となりました。その間にプラグに変更したりして実験しましたが、プラグには全く反応してくれませんでした・・・。
このことから、バタバタ動くプラグよりも、ベイト本来の動きを再現できているビームフィッシュの方がメバルは反応すると言えます!
1.8インチと少し大きいサイズも良いと言えますね♪(上画像は源五郎Z36㎜)
そして、メバル以外にも効果的なので狙う際には注意が必要!
ライトタックルでは厳しくなる魚もヒットするので、不意の大物にも対応できるタックルをおすすめします。
プラグでは全く反応が無い状況でも効果的!
ビームフィッシュは釣れる要素のバランスが最強
ここまででビームフィッシュの釣れる要素を紹介してきましたが、一言で言えば、全てのバランスが良いという事。
まとめると、
スレにくいアピール力
ベイト本来の動きが再現
集魚効果と食感
アピール度を上げ過ぎるとスレやすくなり、逆に下げ過ぎると魚に気付いてもらえず釣果は落ちます。ビームフィッシュはそのバランスが良い。
それに加えてベイト本来の動きが再現できているので結果、「良く釣れるワーム」となる訳であります。
復刻される理由も理解できますよね!
ビームフィッシュ おすすめカラー
ビームフィッシュはどのカラーでも釣果に期待ができます。
その中でも特に人気で釣果報告が多いカラーは、煌クリアー、レッドグロー、グローみかんとなります。
この3つはアングラーからの信頼も高く、やはり釣果にも期待ができます!
●煌クリアー ●レッドグロー ●グローみかん
これらのカラーを参考にして選ぶと良いでしょう!
このビームフィッシュはメバリングでは持っておく事を強く勧めます。
なぜなら、それは「釣れるから」なのです!